コシボソヤンマ
不均翅亜目 ヤンマ科 コシボソヤンマ属 本種は青森県の重要希少野生生物(Bランク)に指定されている(2010年)
羽化したばかりのコシボソヤンマ♂
渓流のそばを通る小道で、草につかまって羽化したコシボソヤンマ♂に出合った。 川から離れていて、木漏れ日が当たる木陰の所だった。 2011年7月11日 宮城県村田町・町内の渓流 Olympus E-3+マクロレンズ
コシボソヤンマ(未成熟)
予想通り午後7時を過ぎて飛び始めたコシボソヤンマ。まだ成熟していないので複眼が茶色だ。(17時14分) 2007年7月30日 青森市・岩渡の小川 Sony DSC-F828
黄昏飛翔をするコシボソヤンマを観察しようと、まだ明るい午後6時半頃現場に着いて 樹の陰に止まっていないか探しながら、暗くなるのを待った。 周りの景色の判別が難しくなった7時頃、突然水面を飛ぶトンボが現れた。 その数はみるみる増えて、狭い水面を狂奔しているような感じになった。 先ずはカメラに収めようと採集したら、コシボソヤンマに間違いなかった。 2006年7月31日 青森市・岩渡の小川
前日、コシボソヤンマが多数集まって飛び回っていた、流れのほとんどない広い水面の場所。 この日も7時過ぎになって、多数のコシボソヤンマが水面を乱れ飛んだ。とても寒かったが影響はないようだ。 2006年8月1日 青森市・岩渡の小川
午後7時10分になってやっとコシボソヤンマが現れた。 写真は暗くなってきた7時19分に撮った未成熟コシボソヤンマ。 2012年8月1日 青森市・岩渡の小川
コシボソヤンマ♀ トンボ仲間を案内して下流に来たら、ヨタヨタ飛んでいるトンボが現れ、近くの草に不器用につかまった。 きっと羽化間もない個体で、飛び方が下手だったのでしょう。新井田川では初観察だ。 2011年8月7日 八戸市南郷・新井田川
コシボソヤンマを観察した加藤沢沼から流れ出る水路の風景
久しぶりに撮ったコシボソヤンマの飛んでいる姿。 今月は八戸市南郷の新井田川で撮り、さらに青森市内のじゅんさい沼そばの水路で観察した。 2011年8月9日 東通村・加藤沢沼周辺
午後5時を過ぎて飛び始めたオス。 複眼が青みを帯びてっきた。 2015年8月11日 青森市・岩渡の小川
対岸のやぶに静止していたコシボソヤンマ♂ 小川には16時30分頃に訪れた。そこで偶然トンボ仲間のF さんに出合った。 枝に静止したコシボソヤンマ♂はF さんが見つけてくれた。撮った時刻は17時22分。 静止したコシボソヤンマの写真は貴重だ。 2019年8月13日 青森市・岩渡の小川
暑い日は夕方から出かけるに限るとばかり、コシボソヤンマを撮りにやって来た。 この日は6時25分に現場に着いたが、すでにコシボソヤンマが飛んでいた。
今までの写真では複眼が茶色に写っていたが、今回はどれも青く輝いていた。成熟による変化と思われる。 また、目の前でオスがメスを捕まえて繋がり飛び去ってゆくのを2回観察した。 2006年8月20日 青森市・岩渡の小川
コシボソヤンマ♂ トンボ仲間のF さんが見つけたコシボソヤンマの新しい生息地で撮った。(フラッシュ使用) 2019年9月8日 青森市・夢の森のそばにある小川
コシボソヤンマ♂
青い目のコシボソヤンマ♂。 この日は6時15分頃から飛び始めた。 2008年8月27日 青森市・岩渡の小川 Sony DSC-F828
同行のI さんが採集したコシボソヤンマの幼虫。手のひらの上で死んだふりをしている。 右の小さい幼虫も一人前に死んだふり。 外にルリボシヤンマの幼虫、魚ではドジョウ、シマドジョウ、アブラハヤが採集された。 2005年9月10日 青森市・岩渡の小川
水面近くをパタパタと飛び、トンボが樹木の奥の木陰に止まった。 おや!? 変なトンボだぞ・・・。 早速カメラを構えてファインダーを覗くと見たことのないトンボだ。ストロボを使い写真を撮りながら 川の中に入って背面に回ると、くびれた胴が見えてきた。 こりゃコシボソヤンマだ! ストロボのせいもあるが、翅は不透明になり、体も汚れた感じで羽化後相当日数を経たメスのようだ。 2005年9月10日 青森市・岩渡の小川
9月4日に発見したコシボソヤンマの生息地。岩渡の小川からそれ程遠くない場所だ。 今まで草や潅木に隠れていたが、整地されたら小川が現れた。
川面を飛行するコシボソヤンマ♂ 2008年9月13日 青森市・じゅんさい沼の奥
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