2014年7月-12月のTOPページ


稲荷神社のしめ縄
雪が降って、青空が見られない天気が続いています。12月24日の晴れ間に
市内を回ってみた。昭和大仏そばの小さな山の前に鳥居があって、しめ縄が飾ってあった。
正月の風景にいいねと写真を撮った。欲を言えばもっとしめ縄が太ければよかったが・・・。

2014年最後のTOPページとなりました。
来年もいい年でありますように。素敵なトンボの写真が撮れますように・・。パンパン(拍手)
皆様のご健康を願って、パンパン 礼。



雪の積もった桜並木の風景
トンボの季節が終わると始めるのが鳥の撮影。小鳥が集まる青森市内・月見野の桜並木
の様子を見に行った。でも、ウソ、ツグミ、ヒヨドリ、コゲラの姿はなかった。
鳥の季節にはまだ早いようだ。ところで、先日の寒波で風景が一変してしまった。
あいにくの曇天だけど、桜並木の風景を数枚撮った。
前回のTOPページの写真は、小春日和の中を飛ぶキチョウだったが、
この写真と比べると、季節の変化がよく判るね。

次の日、小鳥がだめならばと、水鳥を撮ろうと、荒川と駒込川の合流地点へ行ってみた。
歩行者用の橋から探したら、遠くに水鳥が群れていた。
望遠で撮り確認したらコガモだった。一心に逆立ちして餌を採っていた。写真はこちら



11月27日、いい天気に誘われて、昭和大仏そばの里山にオツネントンボを見に行った。
そこで写真のキチョウに出合った。モンキチョウより小さく、青森県では珍しい蝶です。
数年前、六ヶ所村の内沼で出合い、その時は南から飛んできたと想定していた。

ところが、今年になって青森市で観察されるようになった。
9月26日に市内諏訪沢の奥で発見し、写真に収めた。
蝶に詳しいM さんに聞いたら、典型的な秋型のキチョウで、羽化間もない個体とのことだった。

次に出合ったのが今日の個体だ。M さんにメールしたら、
これまでの一番遅く観察された個体だそうです。このように観察例が増えると
キチョウが青森県に生息する種と認定されるのも、遠くないように思われます。
クリックでキチョウの写真へ

深浦町北金ヶ沢の大イチョウを見に行った。写真はこちら



11月20日、太陽が顔を出す予報なので、津軽半島を北上した。
狙いは可愛いいシノリガモ。旧平舘村の海岸を走っていたら、カモメ類の中に小さい鳥が・・・。
「あ、ちっちゃいのがいる」 車を降りて確かめたらシノリガモだった。ラッキー♪
この後、探索しながら今別町に入り、高野崎で風景を撮った(写真上)。
もう一度シノリガモを撮ろうと平舘に戻ったら、今度はコクガンに出合った。
オオハクチョウのことを冬の使者と呼びますが、私にとっての使者はシノリガモやコクガンだね。
クリックでシノリガモとコクガンの写真へ



冷水沼で羽を休めるオオハクチョウの群れ
11月11日、ひょっとしたらヒメアカネがまだいるかも・・・と思い、十二湖に向かった。
十二湖入口にある小湿地をのぞいてみると、全くトンボの姿はなかった。
予報では太陽マークが出ていたので、日向ぼっこのトンボが現れると期待したが
あいにくの曇天で、うすら寒く、晩秋の枯草だけが湿地を覆っていた。

帰りに冷水沼に立ち寄ってみたら、少数のアキアカネがまだ観察された。
遠くにオオハクチョウが群れていた。今は田んぼで群れているのが多いが、
白鳥は水面にいるのが絵になるね。

トンボの写真館に続き、トンボの撮影日記も分離してHPを再構築しました。
TOPページの閲覧も変えてみました。



晩秋となった11月5日、この日は風はなく、これぞ小春日和という穏やかな日だった。
市内をグルグル回ってトンボを探したがアキアカネばかりが多かった。
しかし、最後に訪れた昭和大仏そばの里山で4種のトンボに出合った。
写真は樹に止まって日向ぼっこをするアキアカネの群。
いかにも晩秋らしい風景です。



10月30日、萱野高原までドライブして、雪で白くなった八甲田の峰を見てきた。
2日前に雪が降ったので、夏タイヤでどこまで登れるか心配だったが
萱野茶屋までは大丈夫だった。店の人に上に登れるか聞いたら、無理しない方がいいとのこと。
もうすぐ一面の銀世界になることでしょう。

八甲田とダケカンバの組み合わせを撮ってみようと歩き回り、ようやく撮ったのが上の写真。
この時期はトンボと言えば少数のアカネ類だけ、冬鳥はまだ姿を見せず
写真を撮るのに苦労する時期なんです。



もみじ山の遠景
10月24日、黒石市中野にあるもみじ山に行って、紅葉を撮ってきた。
TVで放送されていたのを観て、急に撮りたくなったのです。
写真は川の手前から撮った風景です。川が円形に蛇行しています。
クリックでもみじの写真へ

10月19日、つがる市で飛来種を探索したが、収穫がなかったので
鶴田町の「鶴の舞橋」を訪れた。その様子はこちら



10月16日、二匹目のドジョウ(ミルンヤンマ)を狙って、昨日に続き浅虫の煤川へ向かった。
浅虫に着くと湯ノ島がとてもきれいに見えた。
写真を撮りたくなって探したら、浅虫海づり公園の中が良さそうなので、左折して中に入った。
さて、写真を撮る場所は?と見渡したら、施設の突端が一番良さそうだ。
進んで行くと入園料140円の表示が。あらら、有料なのかい・・・とボヤキながらも施設の突端へ。

ここは写真を撮るにはもってこいの場所だった。障害物がない状態で間近に湯ノ島が迫ってきます。
湯ノ島は紅葉が色づき始めて、来週になればもっと良くなるでしょう。
右端に裸島とその後ろにゴメ島が見えます。
140円で素敵な写真を撮ることができた。400Kmも高速を走って収穫なしということもあるので
それに比べたら安いものだ。



10月9日、大陸からの飛来種を狙ってつがる市へ3度目の探索に出かけた。
車中、「3度目の正直」となるか、「2度あることは3度ある」となるか・・・と思いめぐらした。
前者なら笑顔で帰れるが、後者なら今日もダメだったかと、すごすご帰るしかない。

結果は後者だった、嘆。それでも冷水沼できれいなマダラヤンマ♂を撮ることができた。
柔らかい日差しの中、日向ぼっこをしているところだった。 クリックで大きな写真へ

下左は回復してきた冷水沼のコウホネの群落。一時は根っこの採取で姿を消し、
生態系への影響が心配されていた。下右は刈り取られた後の田んぼの風景。
ワラ焼きによる煙をなくそうとしている昨今、ワラをロール状に巻いて何かに利用するのでしょう。
背景はいつもの岩木山。



八甲田の紅葉風景
10月1日、天気に誘われて八甲田の様子を見に行ってみた。
酸ヶ湯温泉まで登ると、きれいな紅葉、黄葉が見られるようになった。(写真:下左)
さらに登って笠松峠に近づくと、もっときれいな紅葉が見られた。(写真:上、右は国道)
峠から下って、睡蓮沼の手前で出合った風景が下右の写真。一面オレンジ色に染まっていた。



暑い夏が過ぎて見られるようになるトンボにコノシメトンボがいます。
9月26日、このトンボを見に行こうと、国際芸術センター青森(公立大学の隣)に行ってみた。
久しぶりのいい天気のせいか、構内にコノシメトンボが飛び回っていた。(写真)
どうしてこの場所に多いんだろう?不思議ですね。

秋が近くなると見られるトンボにキトンボがいますが、今年はとても少ないと感じています。
少ないと言えばアキアカネが全国的に激減していると、トンボ関係者の間で問題視されています。
原因は農薬だけじゃないようで、まだ判っていません。
トンボが健やかに育つ環境が望まれます。そういう環境は人間にとってもいいはずですから。



9月20日、飛来種を探しにつがる市を回ってみた。平滝沼、ベンセ湿原、冷水沼と
回ったが、飛来種は見つからなかった。写真はベンセ湿原そばの池の風景。
背景の岩木山と、偶然入ったノシメトンボのペアがいいですね〜〜。
中々いい雰囲気の池なので、来年はトンボ撮りに来てみよう。



尻屋崎灯台のそばの池にスナアカネがいるとの情報を得て、行こうと思っていたが
なかなか機会がなく、9月8日になってやっと尻屋崎に来れた。
池はすぐに見つかったが、スナアカネは撮れなかった。簡単には撮らせてくれません。
スナアカネは日本海を渡って飛んでくる飛来種で、赤いきれいなトンボです。

写真は駐車場に戻り、灯台に近づいて撮った一枚です。いい天気だった。



青森市に生息するコバネアオイトトンボ
9月3日、トンボ仲間のN さんが確認しているコバネアオイトトンボの生息地で
本人に案内と探索をお願いした。その結果、2頭観察し、写真を撮ることができた。
青森市に生息するとの情報は得ていたが、初めて現物に接し、
「おお、ホントにいた!」と感激したところです。

本種は青森県の最重要希少野生生物(Aランク)に指定されている貴重なトンボです。
これまでの生息地は六ヶ所村・市柳沼東の小湿地と深浦町・山間の湿地の2ヶ所だったが、
市柳沼の小湿地では乾燥化のため2007年から見られなくなったので、
現在の生息地は深浦町と青森市だけとなりました。



色鮮やかなハンミョウ
8月28日、久しぶりに平川市の津刈川へ行ってみた。
これまで雨が多く、水量が多いと予想されたので川を敬遠していたのです。
堰堤下の上流でトンボを探したが、期待のオナガサナエは見られなかった。
家でゴロゴロしている内に、オアナガサナエの季節は過ぎてしまったようだ。

そのかわり、日光を受けて光るハンミョウを見つけ撮ることができた。
南国的な色彩ですね〜〜
この後、弘前市のだんぶり池でオオルりボシヤンマを撮った。



マダラヤンマが姿を見せました♪
雨や曇天の日ばかりが続いて、トンボ撮り日和が来ません。県外への遠征も足止め状態だ。
パッとしない天気の下、8月21日、市内の沖館遊水池にトンボを見に行った。

たまり水を歩いてゆくと、さっそくマダラヤンマに出合った。今年初見だ(上)。
家でゴロゴロしている内に季節は着実に進んでいるんだね。
他にオオルりボシヤンマも今年ここで初めて観察した(下左)。
中央の広い草はらでは、大型のシジミチョウ・ゴマシジミが多数飛び回っていた(下右)。



8月16日、オオルりボシヤンマ撮ろうと合子沢記念公園内にある池を訪れた。
(萱野高原に行く途中、岩木山展望所から西に下りていくと公園がある)
予想通り、オオルりボシヤンマが飛び回っていた。
すり鉢型の地形のところに小さな池があり、そばに野鳥観察小屋(奥の建物)がある。
撮った写真は撮影日記に掲載しています。



沖館遊水池のトンボたち
8月8日、雨が上がった時を見計らって、気分晴らしにトンボの様子を見に行ってみた。
目玉に水滴をつけたトンボが撮れるかなと探してみたが、だめだった。
遊水池内は連日の雨で水位が高く、それでもいつものトンボたちが飛び回っていた。
上から、風景、シオカラトンボ、キイトトンボ、アジアイトトンボ、羽化したばかりのアキアカネ、
一帯に咲いているミソハギ。ヤンマ類はまだ見られなかった。



7月30日、八戸市南郷の新井田川へ出かけた。狙いはコヤマトンボだ。
それと言うのも、前日東通村・加藤沢沼で撮ったコヤマトンボがパッとしないためだ。
薄暗い水路の上を飛ぶところを撮ったのだが、どうも雰囲気が悪い。
エゾトンボも7月22日の写真以上のものは撮れなかった。

さて、新井田川の川辺に立つと予想通りコヤマトンボが周回飛行をしていた。
カメラは高速連写にして、太陽の位置と背景を考慮して立ち位置を決め、
飛んでくるコヤマトンボをひたすら狙った。
写真は撮っている時は気づかなかったが、トンボの影が一緒に撮れていて、
これは面白いと掲載した。今年になってやっときれいに撮ることができた。ルンルン。
しかし、コオニヤンマ以外のサナエトンボは見られなかった。まだ早かったか。

クリックでコヤマトンボの大きな写真へ



飛び回るチョウトンボの群れ
チョウトンボの情報を得て、7月20日いそいそと冷水沼に出かけた。
昨年、岩木山を背景にしたチョウトンボをアップで撮ったのが7月13日でした。
沼のそばに車を停めて外に出るとチョウトンボの黒い影がちらついていた。
でも、この日は風がとても強い日だったので、思うような撮影ができなかった。

写真は草に止まっていたチョウトンボが飛び出したところ。
ひとしきり飛び回ると、また草に止まって静かになる。

7月25日、宮城県でヒヌマイトトンボを探索したが、現れず撮れなかった。残念。



森林公園内の池の風景
東北地方に生息するトンボの中で、まだ撮っていないものが4種あります。
それは、マルタンヤンマ、ヤブヤンマ、ナゴヤサナエ、ハネビロエゾトンボです。
7月15日はヤブヤンマを撮ろうと岩手県滝沢市にある森林公園へと東北自動車道を南下した。

公園に入るとすぐに大きな池があり、スイレンが咲いていて、トンボが飛んでいます。
ギンヤンマ、ヤマトンボ科のトンボ、コシアキトンボ、コフキトンボなど。
ヤブヤンマはこのような明るいところにはいません。森の中を歩いて、目指すは林の中の薄暗い
小さな池です。池のそばでトンボが現れるのを待っていると、トンボがやって来た。
ヤブヤンマか!期待して確認したらオニヤンマだった。その後も何回もオニヤンマは現れたが、
本命のヤブヤンマは現れなかった。残念。

薄暗いところで待つのが飽いたら、明るい池にやって来ては気分転換をした。



ハグロトンボが飛ぶ季節になったよ〜〜
ようやく雨が上がった7月11日、ハグロトンボの様子を見て回った。
最初は新青森県総合運動公園。7月8日に初めて見た時は1,2頭だったが、ぐんと増えていた(上)。
次に市内・諏訪沢にある水田そばを流れる水路へ。ここでも数頭観察できた(下左)。
ただ、広い面積が休耕田になっていて、整備工事が始まるようだ。環境の変化が心配だ。

次にミヤマアカネの様子を見ようと沢山へ。その途中、昭和大仏に寄ってみたら
ミヤマアカネを2頭観察した。沢山ではそれより多い数頭のミヤマアカネに出合った。



トンボ撮りで出かけている時、眼を和ませる癒し系生き物といえば一番にアマガエルだ。
このHPにも時々登場します。 さて、二番目は何だろう? それはカワセミでしょう。
水辺にいると、時折眼前を横切って飛んでいく姿に出合いますが、
不思議と写真を物にできません。
ところが、今週は2回もカワセミを撮ることができた。
最初の青森市内・又八沼で撮ったカワセミはとても鮮明で、思わず笑みがこぼれた。
2番目は牛蒡畑堤で撮った(写真:7月4日)。こちらは背中の青く輝く帯が印象的です。