ムカシトンボ幼虫の雪上歩行 No.1

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2005年4月18日 平川市平賀・温川の沢

トンボ研究会のN さんからムカシトンボのヤゴを観察している話を聞き、早速訪れた。
沢の近くの浅瀬石川の流れと、十和田湖へ向かう道路(右端)




道路から沢へ向かう付近の風景。雪が厚く積もっている。





沢水が流れている所どころに、雪の解けた穴が開いていて、緑の葉が見えていた。





大きく口を開けた雪渓の穴





沢水の流れるすぐそばの雪の壁に、張り付くように歩くムカシトンボのヤゴを見つけた。
ヤゴに近づけない場所なので、これが精一杯。  (9時13分:yago-1)




水辺から這い上がって、雪の壁を登るヤゴ。
(9時32分:yago-2)




やっと近づいて撮れるヤゴを見つけた。
(9時50分:yago-3)




大分上まで登ったヤゴ。
(10時13分:yago-4)




もう少し登ると樹木の周りの枯葉に着けるぞ。がんばれ!
(10時15分:yago-4)




時間の経過と共に、壁を登り終え平らな雪面を歩くヤゴが多くなる。
(10時28分:yago-5)
N さんの観察で、この日は20個体ほど見つかった。


2005年4月19日 平川市平賀・温川の沢

背景が入るよう、広角(28mm)で近づいて撮った。
(11時18分:yago-3)




上の個体の周囲の風景。  (11時22分:yago-3)
今日も会ったN さんの計数で30個体ほどのヤゴが水から上がったそうだ。




かなり高いところまで登ったヤゴ。この雪の壁を過ぎるまで、もう一息。
(11時57分:yago-5)




雪の壁を登ったら、もぐりこむための枯葉を探すことに気付いて、上にあった樹木の根方に来てみたが、
遅かったせいか、ヤゴを見つけられなかった。左の斜面をヤゴが登っていた。
12時15分



帰る途中、道路の見える所まで下りてきたら、なんとヤゴが歩いていた。
(12時24分:yago-7)