タカネトンボ
不均翅亜目 エゾトンボ科 エゾトンボ属
若いタカネトンボ♀(未成熟)
採集した未成熟なタカネトンボ♀(草に止らせた) 昨年タカネトンボを撮った場所に来ると、オニヤンマが飛び回っていた。両側が樹木の農道上だ。 写真を撮り始めたら、小型のトンボが混じっているのに気がついた。 種の確認のため採集してみたら、タカネトンボ♀だった。未成熟のためまだ複眼が茶色だ。 2008年8月6日 六ヶ所村・内沼北西 Sony DSC-F828
タカネトンボが群れ飛んでいた場所の風景 翌日、エゾトンボ科を撮ろうと再度やって来た。いつも車を停める枝分かれする林道で探したが見つからない。 そこで、林道の入口の方向に探しながら200mほど歩いたところで、たくさんのタカネトンボが飛んでいた。 高い樹木に囲まれた広い空間だ。左側にため池がある。 高く飛んでいて一視野に5頭ほど確認できた。 2016年7月25日 中泊町・上高根ため池そばの林道
高い空間を飛ぶ若いタカネトンボ (上から、オス、メス) 高い位置を飛んでいるので、撮影に苦労した。 8月4日にも訪れたが、その時は1頭も見られなかった。 2016年7月25日 中泊町・上高根ため池そばの林道
羽化したばかりのタカネトンボ♀ 偶然出会ったN さんから「そこにタカネトンボがいるよ」と教えられて、撮ることができた。 下はトリミングで拡大したもの。 長い間、ぶら下がっていて、この日は飛び立たなかった。翌日に姿はなかった。 2016年8月2日 六ヶ所村・市柳総合公園内の湿地
八景の池に戻って昼食をとったが、食堂の主人がトンボ研究会で出した「青森県のトンボ」を持っていて しばしトンボ談義を交わし時を過ごした。そして主人が食堂の裏に回れることを教えてくれた。 池を回る遊歩道があり、進むと急に眺めの良い場所に出た。 写真は薄暗い岸辺の風景。いかにもタカネトンボが現れそうだ。 2007年9月13日 深浦町・十二湖の八景の池
しばらく景色を眺めていたら、案の定タカネトンボがツィー・ツィーと飛びながら現れた。 それから1時間ほどタカネトンボを狙って写真を撮ったが、焦点が合って満足できる写真はこの一枚だけ。 エゾトンボ科特有の怪しく光る複眼がよく撮れている。 2007年9月13日 深浦町・十二湖の八景の池
岸辺近くにある小さな池で飛んでいたタカネトンボ♂ フラッシュを使い1回のトライで、奇跡的にきれいに撮れた。 くしくも11年前の同じ日に、十二湖で飛んでいるタカネトンボを撮っていた。(前の写真) 2018年9月13日 六ヶ所村・内沼北西
静止したタカネトンボ♂ エゾトンボと思って、飛んでいるトンボを撮っていたが、静止した写真を見たらタカネトンボだった。 飛行から静止した写真は2006年9月、2007年10月、2014年9月に撮っていて、今回が4回目だ。
産卵中のメス 2006年9月26日 深浦町・十二湖の八景の池
タカネトンボ♂
いつものタカネトンボの集まる場所で、幸運にも一頭止まってくれた。 2006年9月29日 六ヶ所村・内沼の北西
トンボ仲間のNさんが採集したタカネトンボ尾端の形状。 左:背面、右:腹面
どうしてこんなところにタカネトンボがと不思議に思い、周囲を探したら ヤナギとススキの陰に池を発見した。ルリボシヤンマとタカネトンボが飛んでいた。 2006年10月4日 六ヶ所村・内沼の北西奥
タカネトンボが現れる農道の風景。左に薮に囲まれた池があり、よくルリボシヤンマが飛んでいる。 右には休耕田(湿地)が広がっている。 2007年10月5日 六ヶ所村・内沼の北西奥
タカネトンボ♂
待つことウン時間(笑)、ようやく現れたタカネトンボ♂。 この一頭は道路側に倒れたススキの茎に止まってくれた。背景にうるさい物がなく、かつ太陽の位置が良く、トンボの胸がメタリックに光っている。 こんなに撮影条件の良い機会はめったにない。今までの苦労が報われた感じ。よくぞ止まってくれた。 2007年10月5日 六ヶ所村・内沼の北西奥 Sony DSC-F828
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