マイコアカネ
不均翅亜目 トンボ科 アカネ属 本種は青森県の重要希少野生生物(Bランク)に指定されている(2010年)
青森県:六ヶ所村、三沢市、おいらせ町、野辺地町 秋田県大館市 福島県:相馬市 |
マイコアカネ♂
おや?マユタテにしては変だなと眼を凝らしたら、マイコアカネ♂だった。 そうか・・・、もうマイコアカネの季節か! 2004年8月10日 六ヶ所村・市柳沼そばの湿地 Sony DSC-F828
羽化して日の浅いマイコアカネ♂ 2009年7月31日 六ヶ所村・仏沼
上:マイコアカネ♂(未成熟) 顔が青白くなるのは何時頃かな? トンボのデッキに行く途中の木陰の道路わきの草の上にマイコアカネを多く見かけた。 マユタテかなと思ったら眉斑がないので、やっぱり・・・。 下:眉斑のあるマイコアカネ♀ 2002年8月3日 秋田県大館市・芝谷地湿原
マイコアカネ♀ 2004年8月10日 六ヶ所村・市柳沼そばの湿地
薄茶の翅斑のある若いメス。 2009年8月12日 六ヶ所村・市柳沼そばの湿地
小学校の裏にある池。向こうに田面木沼が見える。 トンボに詳しいI さんが平沼小学校そばの池を紹介してくれた。キバネモリトンボも飛んでくるという。 高校野球ばかり観てトンボ撮りがお留守になっていたので、どんな所だろうとやって来た。 夏休みの中、勤務されている先生に許可をいただき、裏の池へ。 2006年8月24日 六ヶ所村・平沼小学校そばの池
マイコアカネの交尾
オオルリボシヤンマが周回する池のほとりで、交尾中のペアに出合った。 2006年8月24日 六ヶ所村・平沼小学校そばの池 Sony DSC-F828
マイコアカネ♂ 前回は全て未成熟だったが、今回は成熟した個体も観察された。 カオジロトンボとマユタテアカネをミックスしたような姿だ。 2003年8月29日 三沢市・仏沼
マイコアカネ♀
翅全体に薄墨色の翅斑のあるマイコアカネ♀。翅を広げた姿は独特の雰囲気がある。 この薄墨色も成熟とともに消えて、褐色の翅斑だけが残るようだ。 2003年8月29日 三沢市・仏沼 Canon PowerShot Pro90 IS
マイコアカネ♀ この個体は翅斑は翅全体に広がり、基部は褐色だが、大部分の翅の色は薄墨色になっている。 2003年8月29日 三沢市・仏沼地域
家に帰ってから「原色日本トンボ幼虫・成虫大図鑑」を見たら 東北地方の一部に結節付近まで翅斑のある個体が生息していることが書いてあった。 次いで、標本の写真を見たら岩手県産と青森県産に結節まで翅斑のある個体が 掲載されていて「褐色翅斑発達型、赤化・褐色翅斑発達型、赤化・橙色翅斑発達型、 橙色翅斑発達型」と色々なタイプが紹介されていた。
歩き回って、ようやく見つけた交尾個体。好都合にメスが褐色翅斑発達型だった。 2003年8月29日、三沢市・仏沼地域
マイコアカネ♂
翅を上げたマイコアカネ♂ お気に入りの枯れ草に止まるマイコアカネ♂をじっくり腰をおろして撮った。舞妓さんの薄青い顔が撮れています。 この日は六ヶ所村巡りをして、この後オオキトンボをきれいに撮った。 2010年9月2日 六ヶ所村・市柳沼そばの湿地の東 Olympus E-3+マクロレンズ
珍しく高いところに止まったマイコアカネ。下から見た白い顔です。 2010年9月2日 六ヶ所村・市柳沼そばの湿地の東
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