2019年6月26-28日

6月26日・東通村・加藤沢沼

周囲の草が刈られた水路の風景
午前中は現れるトンボは少なかった。



昼近くになって、水路の水面上をホンサナエが飛び始めた。
写真は木漏れ日で明るくなった葉に止まったホンサナエ♂
葉は水路に出ている(12時20分)




2017年にホンサナエを撮っている二つ目の水門に移動し、加藤沢橋から下を探索したが
ホンサナエは見られなかった。樹木が伐採され見晴らしが良くなった下流側には
カワセミが止まっていた。写真は加藤沢橋とカワセミ。
2017年の観察は こちら


むつ市恐山・宇曽利湖北西岸

観察地点にしている宇曽利湖岸(北西)の風景。
おびただしい数のルリイトトンボが群れていた。
岸を歩いて、池塘のある奥に行きたかったが、水位が高いため進めず、戻ってきた。



上:湖岸に繁茂するイソツツジの葉に止まって交尾するルリイトトンボのペア。
下:温泉地に見られる白い石に止まったルリイトトンボ♂



成熟個体が見られる一方で、羽化が見られ、未成熟の個体が多数飛び回っている。
写真は未成熟なメス。



宇曽利湖の青い湖水と白い浜辺。
シオカラトンボのヤゴを探しながら歩いたが、見つからなかった。


再び、東通村・加藤沢沼

このまま帰るのは気持ちがすっきりしないので、再度加藤沢沼へ向かった。
最初の水路ではホンサナエは見られなかった。
次に、加藤沢橋から下をのぞいたら、明るい日差しを浴びて、クズの葉に
ホンサナエ♂が止まっていた。おお、いたいた。


ホンサナエを撮っていたら、橋下にカワセミが止まっていた。さらにもう1羽現れ並んで止まった。
この2羽はペアのようで、橋の右側にある灌木のやぶの奥に巣があるらしい。



6月27日・八戸市南郷、新井田川のそば(ホタルの水路)

例年通り、若いアオハダトンボが飛び回っていた、小池そばの草むら。
まだ、数は少ない。




若いアオハダトンボ。上:オス 下:メス
この後、新井田川沿いの観察地点を回ったが、少数のアオハダトンボを観察した。



6月28日・青森市・牛蒡畑堤

歩けるようになった岸辺の風景
オオヤマトンボが高速で飛んでいるが、ウチワヤンマはまだ見られない。




コフキトンボは6月19日、明神沼で観察しているが、写真が今一なので28日の写真を載せます。
観察したコフキトンボの多くはメスだった。
写真はコフキトンボ♀の二つの型。下は帯型と呼ばれている。
下段は尾端の形態の違い。左:オス 右:メス


とても新鮮なスジボソヤマキチョウ
大きな羽でヒラヒラと飛んでいた。写真は2頭並んで吸水しているところ。



1mを超える大きな色鯉が悠然と泳いでいた。赤と白の2尾が近づいたり離れたり・・・。
何年も通っているが、初めて見た。