2017年6月19日
東通村・加藤沢沼
昨日の午後、立ち寄ったら岸辺近くをオオトラフトンボが飛んでいた。 今度はいい写真を撮ろうと再度やって来た。 9時20分に着いて、沼を見たらオオトラフは飛んでいなかった。 そこで、先ずは水路からと歩き出した。
水路で見られたトンボはニホンカワトンボとモイワサナエだけだった。 モイワサナエはメスばかりだった。
道路に戻って、沼を左に見ながら歩いて行くと、道路と岸辺の間の草や笹が刈られて、 トンボの観察に好都合の場所があった。
さらに歩いて、北側の水路を橋の上から見てみたら、飛んでいるトンボを確認した。 写真は橋の上から見た風景。
木の葉に止まっているトンボを撮って確認したら、ホンサナエ♂だった。 数頭観察した。
木の葉までは距離があって、鮮明に撮れないなぁ〜と困っていたら、 手前の枯れた笹の葉に止まっているホンサナエを発見した。
鮮明に撮れたホンサナエ♂。今年はホンサナエによく出会う。
オオトラフトンボが現れないので、再度水路へ。 水路のそばでニホンカワトンボの交尾行動を撮ることができた。
9時40分になって、ようやく飛んでいるオオトラフを観察した。 写真は草や笹が広く刈られた、トンボ撮りに都合の良い場所の風景。
飛行中のオオトラフトンボ♂ 岸辺に腰を下ろして、連写で撮りまくった中のベストの2枚。 上は右旋回中で腹を見せている。 数頭の個体を観察した。
沼のそばで見られたトンボは写真のコサナエ、ヨツボシトンボのほか、 オツネントンボ、エゾイトトンボ、クロスジギンヤンマ、シオヤトンボなどだった。
自衛隊の施設に至る道路
水路の奥に車で回る途中、自衛隊の施設のある場所に行ってみた。 水辺にはニホンカワトンボしか観察されなかったが、 帰る途中、広い道路で飛び回るトンボを確認した。 夕暮れのミルンヤンマのような、無秩序な飛び方だ。 撮った写真からサラサヤンマと判った。この場所はエゾトンボも飛び回る所だ。
水路の奥ではニホンカワトンボとモイワサナエが観察されただけだった。
野辺地町・海岸の湿地
ゆっくり探索する時間がなかったが、アジアイトトンボ、ハッチョウトンボ(写真)、 ショウジョウトンボ、ハラビロトンボを観察した。 カラカネイトトンボは見つからなかった。
野辺地町馬門・スキー場そばの小湿地
湿地にはハッチョウトンボ観察用の踏み台が作られていた。
湿地ではハッチョウトンボは見つからなかった。代わりに橙色のモートンイトトンボ♀を見つけた。 シオヤトンボも見られた。
草地を歩いて車に戻る途中、湿地から離れた場所で1頭のハッチョウトンボ♀に出合った。 もう羽化していたんだね。
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