2019年6月22-25日

6月22日 青森市・沖館遊水池(東)


カラカネイトトンボが集まる水辺のそばの草むらと、カラカネイトトンボ♂。
集まっているのはオスばかりだね。



カラカネイトトンボを撮っていて、ファインダーの中に現れた小さいイトトンボ。
とても小さいので、一瞬キタイトトンボか! とドキドキしたが、
調べてみると、どう見てもオゼイトトンボだった。


6月24日 青森市・田代平湿原

近くのレンゲツツジや遠くに見えるワタスゲも盛期は過ぎてしまった湿地の風景。





木道は居心地がいいのでしょうか、カオジロトンボ♂がよく止まる。
下の写真は枯れた茎に止まった時の姿。翅が上がっている




産卵していたエゾイトトンボのペア(12時31分)。
カラカネトンボを撮っていて、ふと見たらメスが見えない。
よく見たらメスが水中にもぐって産卵していた(12時39分)。



ここではお馴染みのカラカネトンボ♂。 メスとペアになる瞬間を撮りたいね。



東北大植物園の入口にある小池(酸ヶ湯)

田代平湿原でカオジロトンボが飛んでいたので、植物園はどうかな?とやって来た。





入口の横にある小さな池を見たら、羽化したカオジロトンボが草に止まっていた。
嬉しくなってもっと探したら、羽化中の個体と5個の羽化殻を見つけた。
上は羽化中(14時05分)で、下は翅を広げた同じ個体(湿地からの帰り、14時58分)。
トンボの向きが変わっている。

植物園にある湿地(池塘付近)

いつも観察地点にしている、最初の小さい池塘。
水辺に羽化しているカオジロトンボが見られた。




羽化して翅を広げたカオジロトンボ。翅がピカピカ光っています。
(上:オス、下:メス)



岸辺にはたくさんの羽化殻があった。



6月25日 青森市・夏井田のため池

観察地点にしている土手(水門がある側)から、遠くの対岸に草むらが見える。
気になって、左回りに苦労して歩いてたどり着いた。




背の高い草むらには、多数の羽化したばかりのリスアカネが群れていた。
一歩進むたびに、リスアカネが飛び立った。 (上:メス、下:オス)


青森市沢山の里山

リスアカネが羽化したので、ミヤマアカネの様子を見ようと、産地の沢山に来てみた。
そこで見たのは放棄され、乾燥した元水田だった。
あ〜あ、これでミヤマアカネの産地が消滅してしまった・・嘆。
そばを流れる赤川には、いつも見られるダビドサナエは見られなかった。