2014年6月17日

宮城県村田町・町内の渓流

青森は天気が悪いので宮城県まで遠征することにした。
渓流のトンボを撮ろうとやって来たら、道路の手前に立ち入り禁止の看板が。
一抹の不安を覚えながら、いざ渓流へ。


草ぼうぼうの道を歩いて渓流に着いてみると、流れがだいぶ荒れている。




川を渡る木製の橋は朽ちていて、対岸に渡れない。
ここはトンボがたくさん現れるところ。



遠くの砂地に眼をやると、アオサナエが休んでいた。 おお、アオサナエだ!
朝が早いせいか、まだトンボが顔を出していないのかな・・。



道を戻って、下流の観察地に移動しトンボを探した。




岸辺の流木にアオハダトンボとニホンカワトンボが止まっていた。




2頭のトンボが飛び立って、同じ場所に下りて止まった。
2頭の間に何か惹きつけるものががあったのかな?



流木の上で翅を開閉しているアオハダトンボ♀。
この日はこのメス1頭だけで、オスは現れなかった。



トンボがよく止まる流木。




アオハダトンボの後に、いつの間にかホンサナエ♂が止まっていた。




朽ちた橋のある場所に戻り、対岸側を見ると石が堆積した場所(左)にトンボが・・。






アオサナエ♂でした。小さいトンボだけど、かっこがよく存在感があるね。
遠くに止まっているので、600mmの望遠で撮った。(逆光で暗くなった部分を補正した)
脚が不自由で、足場の悪い場所なので、全てPanasonic FZ200で撮った。


アオサナエを撮っていたら、そばにミヤマカワトンボが止まった。




いつ見てもスタイルのいいミヤマカワトンボ♂




川を渡って上流に行ってみた。
短い長靴をはいていたので、靴の中は水でジャボジャボ。



以前、アオサナエを撮った場所だが、この日はミヤマカワトンボを見ただけだった。




対岸に渡ったまま、アオサナエを撮った場所の近くに戻ると、石の上にトンボが・・・。




今度はヤマサナエが静かに止まっていた。




対岸側から撮った、朽ちた橋のある場所。




ここではコヤマトンボがスイスイと飛んでいます。
マニュアルフォーカスで何枚も 撮ったが、ピンボケのこの1枚がベスト。悲しいね。



草やぶの中に何かがスーッと入った。眼では判らないので、その辺りを撮って
後で写真を見たらコヤマトンボだった。 コヤマトンボも休みたくなる時があるんだね。

この日観察したトンボは数が少なかった。
特にアオハダトンボ、ホンサナエ、ヤマサナエは1頭のみで、私のために顔を出してくれた感じだった。