2018年7月-12月のTOPページ


夏泊半島巡り
12月21日、何かいい写真撮れないかなと、ふらりと平内町の夏泊半島に向かった。
右回りで海岸を走ったら、西岸は波が高く、カモ類は漁港の中で少数見られただけだった。
大島を過ぎて椿山に着いたら、意外なことに所々でヤブツバキが咲いていた(上左)。
南下して東田沢の河口では、ヒドリガモが群れていた(上右)。ここはカモの観察地にしている。
さらに南下した海岸では、小さな岩礁にウミウが集まって休んでいた(下左)。
モアイ像のようにじっとして動かないのが印象的。
終着の浅所ではたくさんのカモ類、カモメ類、オオハクチョウが見られた。
下右の写真はオオハクチョウが逆立ちして餌を食べているところ。
手前にはオナガガモ、向こう側にはキンクロハジロが泳いでいる。
(12月22日アップ)



残雪に止まったアキアカネ♂
初雪が降った日から3日後の11月26日、天気が良かったので昭和大仏そばの里山に出かけた。
樹の幹で日向ぼっこするアカネやオツネントンボを期待したけど、それらは見られず、
それに代わって、所々に残っている雪の上に止まるアキアカネを撮ることができた。
この日は不思議と雪の上に止まるアキアカネが多く、枯葉や材木、笹に止まる数を上回った。
明るい雪に惹かれたのか?、熱くなった体を冷やすために止まったのか?
多分、前者だと思われるが、興味深い行動だね。
(12月8日アップ)



青森市街に初雪
11月23日の朝、起きたら一面の雪。ついに雪が積った。平年より16日遅い初雪だそうです。
あいにくの曇天だったが、雪景色を撮ろうと市内を回ってみた。
桜並木を撮ってみたが、モノクロ写真のようで色がない。
そこで、紅葉やナナカマドを撮ってみたら、ナナカマドの赤い実が一番良かった。
写真は郊外で撮った、雪をのせたナナカマドの実。青空でないのが残念。
(11月24日アップ)



里山の秋と日向ぼっこするオオアオイトトンボ
11月7日、好天に誘われて、浅虫の煤川でミルンヤンマを探したが見つからなかった。
それではと、以前オオアオイトトンボとフユシャクを観察した浅虫ダムの奥に行ってみた。
紅葉の里山では予想通りオオアオイトトンボに出合った。写真は日当たりに良い風景と
日向ぼっこしていたオオアオイトトンボ(左:オス、右:メス)
(11月10日アップ)



平内町浅所に飛来したオオハクチョウ
TVのニュースで放映していたので、早速オオハクチョウを見に行った。
昼に行ったので、白鳥たちは頭を羽にうずめて丸くなり休んでいた。
その内一羽がこちらに近づいて来てくれた。餌をもらえると期待したようだ。
田んぼで餌を採る姿より、海に浮かんでいる方が絵になるね。
白鳥が飛来して、トンボの季節もほぼ終わりだ。
(10月27日アップ)


啓翁桜の枝先に止まるマダラナニワトンボ♂
同窓会への出席を利用して、山形県山辺町を訪れ、久しく撮っていないマダラナニワトンボを
撮ることができた。9月29日から通ったが、10月2日になってようやく天候に恵まれ、
青空を背景にいつものスタイルで止まっている姿を撮った。
(10月13日アップ)



新しいトンボ生息地を探す楽しみ
9月20日、青森市・岩渡の小川を見たが、上流の様子が気になった。
と言うのは、数年前休耕田になって以来草が生い茂り上流に進めなくなっていたからです。
一旦広い道路に出てから、上流に着ける道を探しながら車を進め、
1Kmほど上流で小川に行ける道を見出した。写真はその時の小川(沖館川)の風景。
下左は周りの風景で、下流の小川の風景とよく似ている。川の環境はよく、来年が楽しみだ。

今年の生息地探しで一番のニュースは中泊町・早池林道そばの渓流の発見です(下右)。
6月26日に見出し、7月31には1頭のヒメサナエに出合い、大喜びしたところです。
(9月29日アップ)


今年はどういうわけかメスグロヒョウモンによく出会う。
8月28日には青森市・森の広場で交尾中のペアに出合った。
9月7日には東通村・加藤沢沼でメスに出合った。
9月13日には七戸町・水路のある休耕田で写真のメスに出合った。
また、8月25日には青森市・沖館遊水池で珍しいツマグロヒョウモンに出合った。
(9月15日アップ)


8月27日、コノシメトンボの様子を見ようと国際芸術センター青森に行ってみた。
構内の浅い人工池では多数のコノシメトンボ・ペアが産卵中だった。予想以上だ。
産卵中の飛び方は、小刻みに激しく動くので、とても撮りにくい。
写真は多数撮った中のベストの1枚。ピントが合っていて、メスの尾端が水中にある。
さらに翅が上にあるので、翅胸の文様がよく判る。横から撮ってみようと
翌日も出かけ、2倍の時間をかけて撮ったが、この写真を上回る成果は得られなかった。
(9月1日アップ)



8月12日、外ヶ浜町・大川目沢でヒメサナエを撮った帰り、樹木に囲まれた道路で
ニホンザルに出合った。5頭ほどの群れだ。樹木の中から出てくるのを待っていたら、
若いサルが姿を見せて、枯れ木に座ってくれた。中々気の利くモデルです。

トンボ撮りの途中にはいろいろな動物に出合う。 これも楽しみの一つです。
これまで撮った動物は「生きものたちの12ヶ月」に載せていますが、最近の動物では
コロコロ太ったアナグマが印象に残っている。アナグマを載せたページはこちら
(8月18日アップ)




夏のサナエトンボ登場!
暑い夏になって羽化するサナエトンボ2種を紹介します。
上:山間の渓流に住むヒメサナエ。サナエトンボの中で一番小さく、可愛いトンボです。
樹木に囲まれた渓流の中で、オスは木漏れ日の当たる小石の上で縄張りを張っている。
7月31日、中泊町の渓流で撮影。

下:開放的な川が好きなオナガサナエ。オスは直射日光が当たる石の上で縄張りを張っている。
尻尾を高く上げたスタイルから、遠くからでもオナガサナエと判る。
8月1日、大鰐町の平川で撮影。
(8月4日アップ)



可哀想なハグロトンボ
7月20日、八戸市南郷の新井田川に出かけた。吊り橋の見える川辺に下りて行くと、
たくさんのハグロトンボが草むらで飛び回っていた。
さっそくカメラを向けたが、その内妙に赤いのが気になり、画像を見てみたら赤い粒々がいっぱい。
こりゃミズダニだ! 外にも数頭赤いのがついていた。写真の個体は胸の背面側にもついている。

ミズダニと言えば、6月26日の日記でセスジイトトンボについているミズダニを紹介したばかりだった。
気持ちの良い写真じゃないので迷ったが、これも「トンボの素顔」と思いトップページい掲載した。

今回のアップは7月16日の1ページです
(7月21日アップ)



珍しや! 翅を開いたクロイトトンボ♂
皆さん、この写真を見て「おや!?」と思いませんか?
クロイトトンボは止水域でよく見かける種なので、今まで何千回も出合っていますが、
翅を開いた姿を見たことがありません。トンボ仲間も同意見でした。
翅を開いた理由は判りませんが、6月30日、青森市・沖館遊水池で撮った貴重な写真です。
改めて翅を開いた姿を見ると、均整がとれていて、かっこいいですね。
(7月7日アップ)