カラカネトンボ

不均翅亜目 エゾトンボ科 カラカネトンボ属
青森県:弘前市、青森市、むつ市

                                                                      若いカラカネトンボ♂

サラサヤンマが羽化していないか探索しつつ歩いていたら、シダの葉に赤っぽいとんぼが・・。
あ、カラカネトンボだ! 水辺に戻る前の若いオスだ。2008年5月17日以来の観察となった。
2011年5月31日 中泊町・上高根ため池周辺 Panasonic LX5



若いカラカネトンボ♂
日当たりの良い、大きなフキの葉が茂る場所に来たら、エゾトンボ科のトンボが飛んで来てす〜っと葉に止まった。
3mほどの近さだが、トンボの向きが悪い。数枚撮っている内に飛び立ってしまったが、しばらくすると、また戻ってきて同じ場所に止まった。
なるほど、周回後に戻るのかと判断して、立つ位置を変え待ち構えていたら、やって来て目の前に止まった。
そうら来た、作戦成功!トンボの向きもいいぞ。翌日、N さんがカラカネトンボ♂と教えてくれた。
2008年5月17日 中泊町・上高根溜池周辺


シダの葉に止まった若い個体
2011年5月31日 中泊町・上高根ため池周辺




小田内沼の風景と岸辺の草むらで産卵中のカラカネトンボ♀。 
ピントが合っていないのが残念。
2016年5月27日 三沢市・小田内沼


                                                              カラカネトンボ♂

ホバリングするカラカネトンボ♂
ホバリングが見られたので、今日はオートフォーカスで撮ってみようと、ひたすら狙い、失敗を繰り返したが、
やっと1回連写に成功した。 4枚写ったうちの翅の位置がいい1枚です。
足元を飛ぶ個体を上から撮ったものです。 大きな写真にして部屋に飾ろう ♪
2016年5月29日 弘前市岩木・湯段の池



上:羽化中のカラカネトンボ。翅胸の部分が青く光っていたのでカラカネトンボと判った。
写真ではくすんだ色になっている。  9時20分
下:飛び立つ前の色が濃くなったカラカネトンボ  9時51分
2013年6月4日 弘前市岩木・湯段の池


6月3日、つがる市筒木坂の溜池でカラカネトンボ、オオトラフトンボ(羽化殻)を見て以来
次に羽化を始めるのは湯段の池だとばかり、気にかけていた。
2006年6月5日 弘前市・湯段の池




羽化を終えたカラカネトンボ
複眼は乳白色のままだが、胸や胴はメタリックに光っている。もう、飛び立つ寸前だ。
2006年6月5日 弘前市岩木・湯段の池


                                                                  カラカネトンボの羽化風景

宇曽利湖を背景に羽化を終えたカラカネトンボ
トンボ仲間から情報を得て、南岸を探索したら、ようやく羽化する個体を発見、一連の写真を得ることができた。
2018年6月6日 むつ市恐山・宇曽利湖畔




終齢幼虫(ヤゴ)は池から上がってかなり歩き、草むらで羽化すると聞いていたので、
遊歩道の周りの草むらを注視しながら歩いていたら、早速羽化したばかりのカラカネトンボに出会った。
下:カラカネトンボの羽化殻
2006年6月5日 弘前市岩木・湯段の池


撮影場所を湿原の入口に近い方の池に移し、木道にどっかり腰を下ろし
あぐらをかいてトンボのやってくるのを待った。観光客が通るたびに前かがみになって
どうぞどうぞ。すみませ〜ん(通る人) コサナエが時たまそばに止まった。
2003年6月6日 青森市・田代平湿原


上記のような情景の中、1mほど前でホバーリングしているところを、10倍ズームのAFで撮った。2003年のベストショット。
試しにやってみたAFが大成果を上げた。3秒ぐらいホバーリングしていてくれたトンボちゃんに感謝。
それにしても、この青緑に輝く複眼の色はどうだ! (ソフトで色補正をしたら、とても良くなった)
2003年6月6日 青森市・田代平湿原