オナガサナエ
不均翅亜目 サナエトンボ科 オナガサナエ属
青森県:平川市、八戸市、大鰐町、弘前市 岩手県:盛岡市 |
津刈川 (平川市)
オナガサナエ♂
津軽地方での初記録となったオナガサナエ♂ 川の中に入ってゆっくり近づいて見ると、まだ撮ったことのないトンボだ。 自宅に戻ってから調べたら、オナガサナエ♂だった。強い陽射しの中、立派な尾端を上げて縄張りを張っている。 2004年7月29日 平川市・津刈川上流
上のオナガサナエを撮った場所の風景。低床橋がかかっている。 流れの中の小さい石の上に止まっていた。 2004年7月29日 平川市・津刈川上流
ハグロトンボの動向が気になって、7月29日に続いて来てしまった。 写真の中流域ではオナガサナエが流れの中の石で縄張りを張っていた。 2004年8月2日 平川市・津刈川中流
現在の中流域は草に覆われて、トンボが止まる石が見えない状態です。そのためオナガサナエも見られなくなった。 上流の低床橋のある所ではまだ見られます。その様子はドキュメンタリーへ。(2014年版)
食事中のオナガサナエ♂ 低床橋のそばの石がゴロゴロしている所でオナガサナエに出合った。まだご健在のようだ。 2017年8月16日 平川市・津刈川上流
オナガサナエ♀
オナガサナエ♀ この日はとても川の水位が高く、川中の石が隠れてしまった。そのためトンボたちは写真にあるコンクリートの橋に止っていた。 最初に見つけたのがなんとオナガサナエ♀。ゆったり構えていて、近づいても知らん振りだ。 そのため、ごく間近で撮ることができた。 オスも同じコンクリート面に止まっていたが、そばにメスがいるのに知らん顔だ。 2008年8月22日 平川市・津刈川 Sony DSC-F828
オナガサナエ♂
お気に入りの場所では、近づいても逃げずにモデルになってくれるオナガサナエ♂ いつ来てもオスばっかり。メスはどこにいるのかな? 2004年8月26日 平川市・津刈川中流 Sony DSC-F828
ヒメサナエも止まった流れの中の石で休むオナガサナエ♂ 2007年8月30日 平川市・津刈川
平川 (大鰐町)
上:トンボがいる!と分かったので、苔むした川底の石に注意しながら、ゆっくり近づいた。 中央の大きな石の上にトンボが止まっている。 下:遠くからでもオナガサナエ♂と分かったが、近づいてはっきり確認できた。 周りを見渡して探したが、オナガサナエはこの1頭だけだった。 2008年7月27日 大鰐町・平川(大鰐温泉の南)
岩木川 (弘前市)
相馬川を探索した後、岩木川にオナガサナエはいないのかな?と、 トンボのいそうな場所を下流から探しながら高野橋に着いた。 橋から見下ろすと石がゴロゴロしていて、条件は良い。写真は橋から撮った上流側の風景。 2008年7月31日 弘前市・岩木川
眼を凝らして石の上を見ると、あの特徴的な尻尾をピンと上げたトンボが見えた。 ア!いるいる。急いで、車から高倍率のカメラ(Sony-H7)を持ち出し、石の上のトンボを撮った。 写真は橋の上から撮ったオナガサナエ。 結局、橋の上から上流側に4頭、下流側に3頭のオナガサナエを確認した。 さらに、100mほど下流で、コオニヤンマ2頭、オナガサナエ1頭、ハグロトンボ1頭を確認した。 岩木川にもオナガサナエが分布することが判った。
その後、西目屋までの上流域と下流域を探索したが、オナガサナエは見つからなかった。 2008年7月31日 弘前市・岩木川
新井田川 (八戸市南郷)
公園そばの吊橋の下流側にいたオナガサナエ♂ 背景を入れて撮ってみた。 2006年8月4日 八戸市南郷・新井田川
オナガサナエ♂
得意のポーズで縄張りをはるオナガサナエ♂ オナガサナエと言えば津刈川が注目されますが、昔から生息が確認されている新井田川が本家ですよ。 2006年8月4日 八戸市南郷・新井田川 Sony DSC-F828
オナガサナエ♂の顔ですよ〜。 2006年8月4日 八戸市南郷・新井田川
川面をゆっくり飛ぶオナガサナエ♀ この日は川の水位が高く、水面から出ている石が少ない。石の多い場所を探したら、いつもの水辺公園から上流にある橋の下流側に見つかった。 さっそくオナガサナエ♂を発見。水面上を高速で飛び回る個体も多い。遠くの石を見つめてばかりいて、 ふと足元を見たらトンボが狭い範囲を飛び回っている。ゆっくり飛ぶのでオートフォーカスで撮ったら、一枚だけまあまあの写真が撮れた。 画像を確認したらオナガサナエのメスだった。これは貴重な写真だ! 2008年8月5日 八戸市南郷・新井田川
川から離れた河原でメスに出合った。 2009年8月24日 八戸市南郷・新井田川
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