2016年7月5日

むつ市恐山・宇曽利湖畔

恐山のルリイトトンボを見ようとやってきた。 途中の恐山らしい風景。





見晴らしの良い所から見た、これから行く場所の遠景(上)。
近くで見つけた、ルリイトトンボ。こんな遠くまで飛んできたか・・!



観察地にある池塘の風景。 藻に脚をとられて死んでいるトンボは少なかった。
ヨツボシトンボやシオカラトンボの死がいは見られなかった。




池塘や草むらでは多数のルリイトトンボが見られた。
下のようなペアになっている個体は少なかった。




羽化したばかりのルリイトトンボ(上)と
草の根元で羽化前の幼虫や羽化中の個体を観察した岸辺の草むら。




藻に次ぐトンボの敵であるモウセンゴケとモウセンゴケにつかまったルリイトトンボ。
指でちょんちょんと触っても飛べなかった。



草むらやイソツツジの間から時々羽化したばかりのシオカラトンボが飛び立った。
羽化が始まったようだ。



奥の池塘や林道を見に行こうと岸辺を進むと、湖の水位が高いせいか、岸を波が洗って
先に行けなくなった。安全を優先して、ここでUターン。



シオカラトンボのヤゴを見つけようとやって来た浜辺。
残念ながら見つからなかったが、ルリイトトンボのヤゴが浜辺を歩いていた。






たくさんのヤゴから1頭を選び、歩き回る様子を連続で撮った。
歩くスピードは結構速く、野越え山越えとは言えないが、砂や礫の間を進んでゆく。
羽化するに都合のよい場所を探しているのでしょう。


ヤゴを撮り終えて振り返った浜辺の風景。





しばらく歩くと岩や岩礁のある場所に来た。
大きな岩の壁にルリイトトンボの羽化殻が残っていた。



岩礁地帯。羽化したばかりのルリイトトンボが飛び回ってる。





さらに進むと(恐山の入口に近い方へ)、草の茂る浜になる。
以前ここで大量のルリイトトンボを観察したが、今回は少なかった。



健在だったシャクナゲの群落。



帰りに恐山に下りてくる道路の左側にある林道をのぞいてみた。
写真は林道の入口とルリイトトンボ。数は少なかった。



東通村大利・加藤沢沼周辺

いつもの沼と道路の風景。トンボは飛んでいなかった。




沼から流れ出す水路の風景。 今日は歩いて下流まで行ってみようと
トンボを探しながら歩き始めた。




よく見られるニホンカワトンボと中ごろまで歩いてようやく見つけたモイワサナエ。
不思議に見つかる個体はメスばかりだった。



途中の風景。
水路の水面を飛ぶホンサナエやコヤマトンボは現れなかった。




水路脇の道路が終わり、下流の広場に着いた。そばを流れる水草の茂る別の水路と
そこで見つけたニホンカワトンボ。



元の水路の下流で、ようやくモイワサナエのオスに出合った。



水路周辺で見られたモノサシトンボとコサナエ。両種とも数は少なかった。





帰りに出合ったモイワサナエ♂。 間近から広角で撮った(上)
被写界深度が深いので、隅々まできれいに撮れた。
下はオスの尾端のクローズアップ。


これも間近から広角で撮ったモイワサナエ♀。
帰りにオスと出合ったが、モイワサナエのオス:メスは3:7ぐらいだった。