2013年8月24日

深浦町・十二湖入口の湿地

今年初めての十二湖だ。
狙いは湿地ではルリボシヤンマ、ヒメアカネ。八景の池のタカネトンボだ。
先ずは最初の小さな湿地へ。




早速出合ったのがヒメアカネ。数はまだ少ない。
ミズゴケに囲まれ小さな水辺のある湿地が見当たらない。乾燥してしまったか?



2番目の湿地に移動。ここは広いけど、乾燥していてトンボも少ない。
ホバリングするルリボシヤンマは見られなかった。



マユタテアカネに出合った。






マユタテアカネとヒメアカネの顔の違い。
マユタテアカネは黒い眉斑が大きく立派。ヒメアカネのそれは小さい。





3番目の湿地は一番広く、灰色の地面の中を水が流れている。




奥に進むと水たまりのある場所がある。






ここで何と1頭のハッチョウトンボに出合った。
すっかり嬉しくなって、カメラで追い回してしまった。一人っきりの寂しい男(オス)だ。
2009年9月2日にもここで観察しているので、ここのハッチョウトンボは長寿なのかな。


ハッチョウトンボに気を取られて、ヒメアカネを撮るのを忘れていた。ここにもいましたよ。




ここの湿地のいたるところに、ギボウシ群落があり花をつけていた。



十二湖・八景の池

タカネトンボを撮ろうと、いつもの場所で待っていたが、待てどもタカネトンボは現れない。
遠くでヤンマ、近くに現れるのはコシアキトンボだけ。



ボートが係留されている開けた湖面の風景。




ここではハグロトンボが産卵していた。
岸辺の水面を高速で飛ぶのはオオヤマトンボだ。
昼食後、再度タカネトンボが現れる場所に行ってみたが、この日はついに現れなかった。


深浦町・山間の湿地

帰る途中、山間の湿地に寄ってみた。




藪をこいで苦労して湿地に到着。早速アオイトトンボ属に出合い、「おお いたか」。
簡単にコバネアオイトトンボに出合えるかと思ったら、その後いくら探しても見つからない。

ふと、アカネ属が飛んでいないのに気付いた。マイコアカネはどこにいった。普通種も見あたらない。不思議だ。
飛んでいるのは、頭上のルリボシヤンマ属だけ。藪ではモノサシトンボを見つけた。