2017年5月7-8日

仙台市・青葉区蕃山 (7日)

ムカシトンボを撮ろうと早朝出発し、仙台市の現場に着いたのが11時30分だった。
写真はムカシトンボが現れるのを静かに待っていた、小さな流れの上流の風景。
石に苔がついている。 しかし、待っても待っても現れなかった。


流れの周りを飛んで、癒してくれたのはミヤマセセリでした。




登山道のそばには、フデリンドウがたくさん咲いていた。



仙台市太白区・「自然観察の森」のそば (7日)

もう一つのムカシトンボが現れる場所にやって来た(12時40分)。
沢を一回りして、水路の所にやって来たら、コンクリート面に黒い点が・・・(矢印)。



近づいて見たら、ムカシトンボの羽化殻だった。



宮城県大和町・ため池のある里山 (7日)

一段高い所にあるため池。 写真には撮れなかったが、羽化間もないコサナエを目撃した。




水田そばの水たまり





水たまりの周囲で見られたシオヤトンボ(成熟)とエゾイトトンボ。




元気よく飛び回るベニシジミ



仙台市青葉区・蕃山 (8日)

翌日、午前9時に現場に到着し、ムカシトンボの現れるのを待ったが、現れず。残念。
せめて、もう一日遅く来れば良かったようだ。



上を見上げると、青い空を背景に若葉がまぶしかった。





ムカシトンボをあきらめて、下流を探索しながら下山したが、途中、羽化したばかりの
ヒメクロサナエとニホンカワトンボに出合った。(1頭ずつ)



宮城県栗原市・東北道の東にあるため池 (8日)

最初の池。トンボの姿なし。




今まで、多くのトラフトンボを撮った池




土手を歩いていたら、羽化に失敗したのか、クモの巣にかかってしまったためか
胴が折れて、翅もゆがんだコサナエを見つけた。



岩手県奥州市・水沢にある古いため池 (8日)

丑転下溜池(うしころばしした ためいけ)の案内板がある風景。
江戸時代から続くため池だそうだ。



南側にあるもう一つのため池。  この二つの池にはトラフトンボが生息している。
この日は台風並みの強風のため、トンボの姿なし。



新たに建てられた池の標識。 万蔵ため池とある。